スイッチング・コストについて考えてみた

投稿者: | 2017年11月12日

スイッチング・コストとは、今使っている製品やサービスから別のものに切り替える(スイッチする)際に生じるコストのことです。
つい最近まで知りませんでした・・・恥ずかしい ΣΣ(゚д゚lll)

この場合のコストとは、費用も当然のこと、時間的なものや心理的(要は気持ちの問題)なものまで色々あります。
いずれにせよ発生する労力を指します。
切り替えによるベネフィットがこのスイッチング・コストを超えないと人は動かないよ、というものです。

新人時代が懐かしいです。
当時40歳(自分は22歳)の上司が、よく「人は自分に利益があることでしか動かない」と言っていたなぁ〜と思い出しました。

少し脱線しましたが、最近、このスイッチング・コストを考えさせられます。

仕事柄、リプレースや新規導入を提案することがあるのですが、メリットを強調しても動かない・・・。
担当者が動かないので稟議にも上がらない、なんてことも多々あります。
費用面(初期費用・TCO)は誰から見てもメリットしか無い状態なのに、です。

そう・・・最近気がついたのは「いくら会社にメリットがあっても担当者の心は動かない」というジレンマ。

色々話を聞いてみると、よく話に上がるのがエンドユーザの反応です。
つまり、「環境や操作が変わることで現場に混乱がおきないか」ということを気にしているわけです。
至極ごもっともなご意見です。
私自身も社内SE経験者なので、よく分かります。

ですが、声を大にして言いたい ( ✧Д✧) !!
エンドユーザは大切です。それはどの組織でも同じです。
実際に業務を回している彼らを軽んじて良い訳がありません。

しかし、担当者がエンドユーザの顔色を覗い、矢面に立つのを恐れていたら何も変わりません。
効率化なんて夢のまた夢。

スイッチング・コストに阻まれて動けないまま緩やかな死を迎える前に、一緒に歩き出しましょう。

求めよ、さらば与えられん
探せよ、さらば見つからん
叩けよ、さらば開かれん