4種のNASアプライアンスまとめ

投稿者: | 2017年2月9日

OSSのNASソリューションを弄っていたので使用感、というか社内SE的な視点でまとめてみました。
前回の記事と合わせて導入時の参考になれば幸いです。

初期id・パスワード

  FreeNAS NAS4Free RockStor OpenMediaVault
CUI 初期id 導入時設定 導入時設定
CUI 初期パスワード 導入時設定 導入時設定
Web UI初期id 導入時設定 admin 導入時設定 admin
Web UI初期パスワード 導入時設定 nas4free 導入時設定 openmediavault

FreeNAS/NAS4Freeはともにコンソールにパスワードがないのでサーバルームなど施錠管理できる環境がないと難しいかもしれません。
盗難・破壊を想定するとパスワードがあっても施錠は必要ですが...。

導入時に検討するであろう項目

  FreeNAS NAS4Free RockStor OpenMediaVault
HTTPS接続 HTTP/HTTPS混在可 HTTPS可 HTTPS標準 不可?
USBメモリへの導入 可能 正式対応 可能ではある 非推奨
メモリ要件 >=4GB >=2GB >=2GB >=1GB
主要ファイルシステム ZFS/UFS ZFS/UFS ext3,4 ext3,4

FreeNASは高速化・ZFS最適化されており貪欲にメモリを消費します。
特に重複排除機能を使用するとCPU・メモリともに消費し、最悪システムダウンします。
(スワップ領域は大切ですよね)。

対するOpenMediaVaultのメモリ要件が低いのはディスクを効果的に利用するからです。
そのため、書換回数に制限のあるフラッシュ媒体(SSD・USBメモリ等)は非推奨となっています。いましたが緩和されました *1
起動ディスクがフラッシュ媒体の場合は、ディスクI/Oの少ないNAS4Freeが一番有利ですが、リカバリ手順の作成・訓練や二重化などの対策を講じておけばどのソリューションでも運用は可能だと思います。

※ファイルシステムは上記以外に、FATやNTFSも使えますが使う機会はあまりないと思います

2018.1.11 追記
*1 OMV バージョン4.1 の folder2ram でだいぶ緩和されている模様。